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土佐御苑
ここは、土佐、高知、高知と言えば、はりまや橋や、空襲でも奇跡的にのこった高知城、そしてなんといっても龍馬の故郷です。そんな素晴らしい伝統と文化の宝庫の地域、高知駅から歩いて5分のところに、土佐御苑は、佇んでました。
わたしの設計趣旨は、とにかく予算範囲のなかで「個から地域へ、地域から個へ、土佐の伝統文化を生かした、宿づくり、人づくり」でした。
1;高知駅と、駅周辺の修景を含めた、土佐御苑周辺の整備と外観、玄関アプローチの整備をして、地域へ貢献する。
2;外が見えなくなった客室38室の改装に特化するのでなく、御苑全体の客室で考え稼働率が低く、高知城がみえる部屋を、露天風呂付客室に
3;外部景色が見えなくなった部屋を、モダンなシャワーユニットを窓際に配したり、照明と、内装改装で、部屋の魅力高め、お客様に部屋だけでも満足していただけるようにする。
すなわち部屋の和モダン化
4;更に部屋だけでなく9階フロアーは、ザ・高知フロアーとし、鳴子や、土佐和紙, 炭、竹を生かした、高知らしい雰囲気創り。そしてそれらのデザイン化。

 

所在地 高知県高知市大川筋1-4-8
工事種別 改修工事
工事面積 810㎡
工事期間 H24年1月〜H24年7月
用途 旅館
構造 SRC造
施工者 ミタニ建設工業(株)

担当 竹内慶和

第20代青年部長 横山公大  

自舘の改修を真剣に考え、倉橋先生の提唱する「宿(旅館)の蘇生」のコンセプトに共感を覚え、10年以上のお付き合いをさせてもらっています。客室の改修、ロビー、エントランス、食事処、お風呂とほぼトータルに手掛けていただき、お客様からご満足をいただく旅館へと生まれ変わっています。倉橋事務所との出会いが、私の宿のリニューアルの転機となり、随時効果的な設備投資を敢行し、売上向上につながっています。

土佐御苑HP

土佐の風情を活かした空間づくり