楠水閣
北九州脇田温泉楠水閣様。旧く歴史のある温泉宿で犬鳴川をまたぎ橋で両岸に繋がっているお宿です。増築を繰り返し複雑な高低差で繋がりお客様がお部屋にたどり着けにくいことが悩みでした。段差解消の工事の機会にサインシステム導入をさせていただきました。老舗らしくなおかつ分かりやすい現代的なサインとしました。
老舗らしい風格のあるロゴは変更せず微調整までとしました。この機会にサブタイトルとキャッチフレーズを導入しました。
訪れたとき周りの雰囲気のある景観に魅了されました。立派な門構え、建物の間を流れる川瀬、湯まで登る道、大きなくすのき、焼き窯の名残。それらをイラスト化してロゴマークを彩るアイテムとしました。
既存の柱梁にあわせ濃い色のサインで統一しました。ここにもキービジュアルのイラストを配しました。
増築改築を繰り返した建物をまたぎ、館内の部屋・お食事処・湯に行けるようサインシステムを慎重に計画します。書体、質感、統一感は宿のイメージに大切な要素です。
サインシステム導入前のEV内の表示です。シールでの表示や紙のプリント、統一感のない書体などを使用している状況でした。
美しく統一されたサイン類。リニューアルされた建物を引き立てます。