山形県米沢市小野川町2493
平成26年3月竣工
鉄骨造 3階建て
登府屋旅館は開湯約1200年、小野小町伝説のが残り美人の湯と知られる小野川温泉の中でバリアフリーに特化したお宿です。今回は計画はエレベーターに近い客室を車椅子対応の客室に改修する事でした。入り口の扉は引き戸に取り替え、玄関の段差も無くしました。既存のユニットとバスを撤去し、洗面と便所を一体化、中で車椅子が回転できるよう余裕ある空間を設けました。2室ある和室の1室はベッドルームに改修し既存の畳は車椅子対応の和紙畳に入れ替えました。内装は落ち着きある色合いとしつつも「米沢織り」の間接照明を枕元に設け、特徴ある部屋づくりを行いました。