朝日村新庁舎建設工事 安全祈願祭並びに起工式

4月11日大安のこの日、朝日村新庁舎建設工事の安全祈願祭並びに起工式が執り行われました。あいにくの雨が途中から春の雪に変わり、ますます地も固まったということでしょうか。これから約一年間続く現場において目の当たりにする各分野の専門家たちの試行錯誤や格闘、創意工夫を想像し、身も心も引き締まる思いです。

村のシンボルであり、村民の方々の心の拠り所となる庁舎の完成に向け、村・施工者・設計者の3者が一丸となって取り組んで参ります。

 

 

 

 

母畑温泉 八幡屋 リニューアルオープン

20170408 八幡屋リニューアルオープン

 

 

人のぬくもり 里のぬくもり

母畑温泉 八幡屋

 

■建築データ

施設名:八幡屋

用途:旅館

構造:S造 RC造 地下1階、地上8階建

改修面積:2000㎡

改修内容:8階客室全面改修(10室),ツインルームシングル化,TV台設置(既存客室),ACやりかえ(既存客室)

施工者:株式会社 熊谷組

 

 

 

■8階客室コンセプト

八幡屋様は福島県の内陸石川町母畑温泉に軒を構える。日本三大鉱物産地として名を馳せた石川町。福島県の南北を貫く阿武隈山地内にあり、県内では最も古くから陸地として風雨にさらされ、侵食が続いた土地である。そのため、なだらかな地形と丸みを帯びた山稜など起伏豊かな地形が形成され、小さく浅い盆地ごとに各々違ったマチの表情を見ることができる。古い地層のため多くの遺跡が見つかり、日本の根源的な一面も見ることができる。植生も同様に、カエデや野に咲く草花には原種が多く、古来からの自然環境が色濃く残っている。また、その地形的制限のため、まちの効果的なインフラ整備は難しく、人々は自然にあがらわず地形に沿って棲まう。

しかしながら、石川町では限られた小さな盆地内で開発が行われてきた。山を開拓、温泉を掘削、豪華な施設を建設し、八幡屋様は繁栄の礎を築いてきた。それは今もなお、訪れるお客様のみならず、そこで働く人にとっても、過ごし・働くことへの満足度と夢を与えている。そこにきて東日本大震災が発生する。石川町は、強固な地盤と起伏ある囲われた土地形状であるため、地震・原発被害・影響が最小限に抑えられた。しかしながら、建物の中だけで完結する形態では限りがあり、今こそ外に目を向け、石川町全体を巻き込む自然への回帰を目指したプロジェクトを試みようとしている。

そのプロジェクトの「楔」となるのが、今回工事で竣工した客室改修工事である。旧来式の和室客室から脱却し、ベッドを導入し和洋化。ベッドは外部に向けて配置、天井は勾配天井とし、外で起こる日射・雨・雪・風などの自然現象が懐深く客室内に広がるイメージの改修計画とした。懐には敷地内で取れた石を配し、訪れる人に外への意識を持ってもらえるようにと願いを込めた。

世話しなく過ぎていく情報化社会の中で、心休まる時を過ごすことができる八幡屋。訪れる人々もそこで働く人々も気取らない笑顔に包まれている。その本質は、地域が持つ自然的なおおらかさにあるに違いない。何か大切なものを想起させ、地域が持つ潜在力を引き出せるようなプロジェクトであってほしいと願っている。

 

担当:篠田・竹内・安藤

 

 

 

長野県松本市

倉橋建築計画事務所

特別養護老人ホーム ゆめの里今井 竣工

長野県松本市今井にある特別養護老人ホーム

「ゆめの里今井」が竣工しました。

約7ヶ月の短工期で完成しました。

外観は民家や蔵などからイメージし

周囲の建物となじむよう意識しました。

建物には大きな中庭があり、外を介しぞれぞれの活動

人の動きを見渡すことができます。

また、平屋部分を南側、2階部分を北側に設けることで

建物全体が明るくなるようにしました。

内部はヒノキ材の生地を生かし、優しく暖かな雰囲気となっています。

地域交流ホールや、季節ごとのイベントスペースなど

地域の方々との触れ合いの場も広くあります。

施設は、3月末オープンとなります。

建設地は 朝・夕と行き帰りの子供の声が届く、明るい元気な場所です。

子供と高齢者の世代間の交流の場が新たに生まれることで

地域との結びつきへと繋がっていってほしいと思います。

担当:篠田

 

地域になじむ外観

 

玄関

 

 

地域交流ホール

高い建物がなく景色が開ける

 

共同生活室

 

 

 

 

視線を楽しく

 

一人一室

長野県松本市

倉橋建築計画事務所

特別養護老人ホーム そのさと新築工事 地鎮祭

 

長野県須坂市豊丘町にある

「特別養護老人ホーム そのさと」で

地鎮祭が行われました。

計画地は郊外の山間部に位置し、民家に囲まれています。

山沿いの景色の流れに合わせるように建物は平屋とし

周囲の民家と馴染むように 3つの小さなユニットとしました。

分かれた配置とすることで、四方が外部と面し

風景や自然光を多く取り入れることができます。

3つのユニットは、それぞれが「1つの家」というイメージです。

施設 ではなく、住宅のような建物を目指しました。

同じ家に住み、生活を共にする

家族のような温かな場所となってほしいと思います。

担当:篠田・寺島

 

 

完成模型

長野県松本市

倉橋建築計画事務所