信州松本の奥座敷、浅間温泉の源泉近くに佇む日帰り温泉施設。枇杷の湯様の創設の歴史は初代松本城城主石川氏が浅間温泉に湯殿を造営したことに遡ります。当時の建物や庭園を生かし、大浴場・露天風呂・休憩処等を整え、情緒ある浅間温泉の景観に馴染むようにアプローチにも配慮して整備を行いました。武家屋敷風の佇まい及び元からある樹木を生かし、山際の立地に相応しく素材感溢れ肌に馴染むような落ち着きのある計画としました。
所在地:長野県松本市浅間温泉
工事種別:改修・増築
工事期間:1996年6月〜1997年9月
用 途:日帰り温浴施設
施工者:株式会社守谷商会松本支店
受 賞:第10回松本市都市景観賞
担 当:寺島