日本の歴史において神社・仏閣は、地域にうるおいとやすらぎをあたえるものであり、日本の文化の象徴である。その大切な建物が、旧くなったりまたシロアリなどの被害で現在簡単に解体され、鉄骨造などの建物に取り替えられていっています。これは大変な文化の損失です。倉橋英太郎建築設計事務所では伝統工法にのっとり、改修・蘇生で未来に残すことに大きな意義があると考えています。
また詣でたときの厳かさ、気持ちの安静を作り出しているのは建物だけではありません。単に建物にとどまらず、山や森・境内や参拝の道々を含むトータルな景観を意識して設計のご提案をしています。