主な改修箇所は以下の通りです。
1.コンクリートでできた正面エントランスの庇を解体、より軽量な鉄骨造庇に改造。
2.建物各所に耐震壁を増設。
3.倒壊の恐れの有るコンクリートブロック製の間仕切壁を解体し軽量鉄骨下地間仕切壁に改造、もしくは転倒防止の補強を行う。
4.ボイラー煙突を炭素繊維にて耐震補強を行う。
工事は冬期間に行われました。氷点下の寒い日に耐震壁コンクリートの打設を行うなど、その工事の性格上品質確保が監理上の最重要ポイントになったと思います。
所在地:長野県松本市中央4-7-26
工事種別:耐震改修工事
工事面積:3,125㎡(延床面積)
工事期間:平成27年12月2日~平成28年3月28日
用途:事務所
構造:鉄筋コンクリート造
施工者:鍋林建工株式会社
担当:土屋