白骨温泉まちづくり
まちづくりは話し合いと勉強会から
設計実績  ブログ  事務所案内  仕事の流れ  お問い合わせ  
かつては湯治場として利用されてきた白骨温泉。昭和60年代には旅館13軒・店舗5軒あり、年間40万人程の観光客が訪れている。しかし昭和63年に年間33万人程と、観光客は減少傾向となり白骨の行く末についてご相談があった。これがまちづくり委員会設立のきっかけである。

まずは勉強会から始まった。白骨らしさを醸し出すための、雰囲気づくりを考えた。山あいの湯治場のもつ温かい雰囲気を出すため、建物や看板などはできる限り、木・石・土といった自然の素材を用いた。自然と建物との「間」。人と自然とをむすぶものを演出したのである。 

10年以上かけ、すこしづつ整備を進めてきた。個々の建物・構造物が連歌のごとく連なり、「点」から「線」へとつながってゆく。旅人にうるおいとやすらぎを与えるまちに蘇った。

公衆トイレ
バス停・観光案内所
案内看板
斉藤売店
公共野天風呂への階段
公共野天風呂
公湯元斉藤別館
吊り橋
公共野天風呂
公共野天風呂